缶・ビン・金属類・ペットボトル・古紙・古布などを正しく分別して出すことで、資源の有効活用と環境保護につながります。
本記事では、船橋市の資源ごみについて、収集日・分別ルール・対象品目・出し方の注意点まで詳しく解説します。「分別が分からない」「どの袋に入れればいいか分からない」という方もこれを読めばすっきり理解できます。

船橋市の資源ごみ収集の基本情報
船橋市の資源ごみ(リサイクル品)の収集は、種別ごとにルールが異なります。まずは全体像を確認しましょう。
| 種別 | 収集頻度 | 出す時間 | 使用袋・容器 |
|---|---|---|---|
| 資源ごみ(缶・ビン・金属類) | 週1回 | 午前8時30分まで | ステーション設置の専用袋(麻袋・PP袋) |
| ペットボトル | 週1回 | 午前8時30分まで | ステーション設置の専用ネット・袋 |
| 有価物(古紙・古布) | 週1回 | 午前8時30分まで | ひもで束ねる/袋に入れる |
資源ごみは週1回の収集です。収集曜日はお住まいの地域によって異なります。可燃ごみと同様に、収集ステーションの看板や船橋市公式サイトの「地域別収集日一覧」で確認してください。
問い合わせ先:船橋市クリーン推進課 047-436-2434(平日 9時〜17時)
資源ごみ(空きビン・空きカン・金属類)の出し方
空きビン・空きカン・金属類は、収集ステーションに設置されている専用の回収袋(麻袋またはPP袋)に分けて入れます。
空きビンの出し方
飲料・食品・化粧品用のガラス瓶を収集します。
- 飲料用ビン(ジュース・ビール・日本酒・ワインなど)
- 食品用ビン(ジャム・ソース・調味料など)
- 化粧品のガラス瓶
出し方のルール
- 中身を空にして、水洗いしてから出す
- ビンのふた・栓は必ず外して別に出す(金属製のふたは空きカン・金属類の袋へ、プラスチック製のふたは可燃ごみへ)
- ステーション設置の「空きビン」専用袋に入れる
- 割れたビン・耐熱ガラス・ガラス食器・板ガラスは不燃ごみへ(ビン類としては出せない)
空きカン・金属類の出し方
缶詰・飲料缶・金属製品などを収集します。
- 飲料缶(ジュース・ビール・缶コーヒーなど)
- 食品缶(缶詰・ツナ缶・みかん缶など)
- 菓子缶・缶入りクッキーの缶
- 一斗缶(油・缶入り食品など)
- スプレー缶・カセットボンベ(中身を完全に使い切ってから、穴を開けずに出す)
- 鍋・フライパン・ざる・金属製ボウルなどの調理器具
- 金属製の物干し竿・ハンガー(針金ハンガー)
- 金属製のビンふた・プルタブ
出し方のルール
- 中身を空にして、軽く水洗いしてから出す
- 空きカンは潰さずにそのまま出す(潰すと収集機械で詰まることがある)
- スプレー缶・ボンベは必ず中身を使い切ってから穴を開けずに出す(穴を開けると危険)
- ステーション設置の「空きカン・金属類」専用袋に入れる
注意:これらは資源ごみに出せない
- アルミ以外の金属(鉄製の錠前・太いチェーンなど)→ 粗大ごみへ
- 割れたガラス → 不燃ごみへ
- 陶磁器・せともの → 不燃ごみへ
- 蛍光灯・電球 → 不燃ごみへ
ペットボトルの出し方
ペットボトルは資源ごみの中でも特に重要なリサイクル素材です。正しく分別して出しましょう。
ペットボトルとして出せるもの
- 飲料用ペットボトル(ジュース・お茶・水・炭酸飲料など)
- 調味料用ペットボトル(しょうゆ・みりんなど)
- 「PET」マークが印字されているもの
ペットボトルの正しい出し方
- ラベルをはがす:ボトル側面のラベルは外してから出す(ラベルは可燃ごみへ)
- フタを外す:キャップは外してから出す(キャップは可燃ごみへ、またはキャップ回収ボックスへ)
- 中をすすぐ:軽く水ですすいで中身を空にする
- つぶして出す:ペットボトルはつぶして体積を減らしてから出す
- 専用ネット・袋に入れる:ステーション設置の専用ネットまたは袋に入れる
ペットボトルに出してはいけないもの
- PETマークのないプラスチックボトル → 可燃ごみへ
- 油・洗剤・シャンプーなどのボトル → 中身をすすいでも汚れが残る場合は可燃ごみへ
- 農薬・薬品が入っていたボトル → 各種回収ルートへ
有価物(古紙)の出し方
船橋市では、古紙類を「有価物」として週1回回収しています。資源として価値があるため、業者が回収するリサイクルシステムです。
有価物として出せる古紙の種類
| 種類 | 出し方 | 注意事項 |
|---|---|---|
| 新聞紙 | ひもで束ねる | チラシ・折り込み広告を一緒に束ねてOK |
| 雑誌・本 | ひもで束ねる | バインダー・カタログはホッチキス止めを外さずOK、ただしビニールコーティングのものは不可 |
| 段ボール | 折りたたんでひもで束ねる | ガムテープや発泡スチロールはあらかじめ取り除く |
| 紙パック(牛乳パックなど) | 開いて洗い、乾かしてから束ねる | 内面アルミ加工のものは対象外(可燃ごみへ) |
| 雑がみ(上質紙・コピー用紙・封筒など) | 袋に入れるかひもで束ねる | 汚れた紙・感熱紙・防水紙は不可 |
古紙として出せないもの(可燃ごみへ)
- 食品などで汚れた紙
- 感熱紙(レシート・FAX用紙)
- ビニールコーティングされた紙(カタログ・パンフレット類も含む一部)
- 防水加工された紙(紙コップ・紙皿など)
- シールの台紙・ノーカーボン紙
- 内面アルミ加工の紙パック(スープパック・酒パックなど)
紙パックのリサイクルについて
紙パック(牛乳・ジュースなど)は、有価物として出せるほか、スーパーマーケットの店頭回収ボックスを利用することもできます。店頭回収は洗って乾かして開いた状態で持ち込みます。
有価物(古着・古布)の出し方
まだ使える状態の衣類・布類は「有価物(古着・古布)」として回収されます。ただし、雨の日は回収されない場合があります。
有価物として出せる古着・古布の例
- 着られる状態の衣類(シャツ・パンツ・セーターなど)
- 毛布・タオルケット(きれいなもの)
- タオル・ハンカチ
- 使用できる状態のバッグ・かばん
古布として出す際の注意事項
- 雨天の日は回収しないため、晴れた日に出す
- 濡れていたり汚れていたりするものはカビが生えてリサイクルできないため、可燃ごみへ
- 下着・靴下など衛生上問題のあるものは可燃ごみへ
- 革製品(バッグ・ジャケットなど)は可燃ごみへ
まだ着られる状態の衣類は、フリマアプリや寄付活動(NPO法人への衣料品寄付など)を活用することで、より有効にリサイクルすることもできます。
資源ごみを出す際の共通注意事項
資源ごみを正しく出すために、以下の共通ルールを守ってください。
中身を使い切って洗ってから出す
缶・ビン・ペットボトルなど、中身が残ったまま出すと、悪臭の原因になったりリサイクルができなくなったりします。必ず中身を空にし、水でさっとすすいでから出しましょう。
分別袋を間違えない
収集ステーションには「空きビン用」「空きカン・金属類用」「ペットボトル用」など、種類ごとに専用の袋・ネットが設置されています。間違えないよう確認してから入れてください。
収集日・時間を守る
資源ごみの収集は週1回です。収集日の午前8時30分までに出してください。収集日以外に出すことはマナー違反で、地域の景観や衛生上の問題にもつながります。
資源ごみはごみ袋に入れない
資源ごみ(缶・ビン・金属類・ペットボトル)を可燃ごみの指定袋に入れて出すのは誤りです。収集してもらえない場合があります。ステーション設置の専用袋やネットを使用してください。
資源ごみ収集日の確認方法
資源ごみの収集日は地域によって異なります。以下の方法で確認してください。
- 収集ステーションの看板:集積所に貼られた曜日表で確認できます
- 船橋市公式サイト「地域別収集日一覧」
- ごみ分別アプリ「さんあ〜る」:収集日リマインド通知あり、英語・中国語対応
- クリーン推進課:電話 047-436-2434(平日 9時〜17時)
同じ町内でも地区・番地によって収集曜日が異なる場合があります。引越し後はまず最寄りのステーションの看板を確認することをお勧めします。
ごみ分別アプリ「さんあ〜る」を活用しよう
船橋市では、ごみの分別・収集日確認に役立つスマートフォンアプリ「さんあ〜る」を配信しています。
- お住まいの地域を登録すると、収集日前日や当日に通知が届く
- 品目名を入力するとどの種別で出せばよいか検索できる
- 日本語・英語・中国語に対応
- 無料でダウンロード・利用可能
分別に迷ったときやうっかり収集日を忘れてしまいがちな方に特に便利なアプリです。App StoreまたはGoogle Playで「さんあ〜る」と検索してダウンロードしてください。
店頭回収・その他のリサイクルを活用しよう
市の収集日以外にも、資源をリサイクルできる方法があります。
食品トレー回収
スーパーマーケットの店頭には、発泡スチロール製の食品トレー(肉・魚・野菜などの白いトレー)の回収ボックスが設置されています。洗って乾かした状態で持ち込みましょう。
紙パック回収
コンビニやスーパーの店頭で、牛乳パックなどの回収を行っている場合があります。洗って開いた状態で持ち込みます。
小型家電のリサイクル
携帯電話・デジカメ・ゲーム機などの小型家電は、市役所や公共施設に設置された「小型家電リサイクルボックス」で回収しています。詳しくは船橋市公式サイトの「小型家電リサイクル」ページをご参照ください。
電池・充電池の回収
乾電池は不燃ごみとして出せますが、充電池(リチウムイオン電池・ニカド電池・ニッケル水素電池)は市の収集では対応していません。電器店やスーパーに設置されているリサイクルボックスに持ち込んでください。
よくある質問(Q&A)
Q:缶やビンはよく洗わないといけませんか?
A:完全にきれいにする必要はありませんが、軽く水ですすいで中身を取り除いてから出してください。洗わないと悪臭や衛生問題の原因になります。食べ物が残ったままだとリサイクルできなくなることもあります。
Q:スプレー缶の中身が残っていたらどうすればいいですか?
A:必ず中身を完全に使い切ってから出してください。
中身が残ったまま出すと、収集作業中に発火・爆発の危険があります。使い切れない場合は、屋外の風通しの良い場所でガス抜きをしてから出してください。穴を開けずにそのまま資源ごみ(空きカン・金属類)の袋へ入れます。
Q:段ボールのガムテープはそのまま出してもいいですか?
A:できればガムテープやプラスチック製の止め具などを取り除いてから出すと、よりリサイクルしやすくなります。ただし、少量のテープであれば問題ない場合もあります。段ボールはよく折りたたんでひもで縛って出してください。
Q:ペットボトルのキャップはどこに出せばいいですか?
A:ペットボトルのキャップはプラスチック製のため、可燃ごみとして出してください。一部のスーパーやコンビニにはキャップを回収するボックスが設置されており、ワクチン支援活動に活用されることもあります。
Q:汚れたアルミホイルは資源ごみに出せますか?
A:汚れたアルミホイルは可燃ごみとして出してください。きれいに洗えた場合は金属類として資源ごみに出すことができますが、食べ物の汚れが残っているものは可燃ごみが無難です。
Q:瓶のふたはビンと一緒に出してもいいですか?
A:ビンのふた・栓は必ず外してから出してください。金属製のふたは空きカン・金属類の袋に、プラスチック製のふたは可燃ごみに入れてください。ふたをつけたまま出すとリサイクルの妨げになります。
Q:雑誌についているCD・DVDはそのまま出してもいいですか?
A:付録のCD・DVDは雑誌と分けて出してください。CD・DVDは可燃ごみ、雑誌本体は有価物(古紙)として出します。
Q:古着はどの種類でも有価物として出せますか?
A:きれいで着られる状態のものが対象です。下着・靴下など衛生上問題のあるもの、汚れや破れのひどいもの、革製品は可燃ごみとして出してください。また、雨の日は古着・古布の回収は行われませんので、晴れた日に出してください。
まとめ
船橋市の資源ごみの出し方のポイントをまとめます。
- 資源ごみは週1回収集。収集日の午前8時30分までに出す
- 空きビン・空きカン・金属類はステーションの専用袋に種類別に入れる
- 缶・ビン・ペットボトルは中身を空にして洗ってから出す
- 空きカンは潰さない。スプレー缶は中身を使い切って穴を開けずに出す
- ビンのふた・栓は必ず外してから出す
- ペットボトルはラベルとキャップを外し、すすいでつぶして出す
- 古紙(新聞・段ボール・雑誌・紙パック)はひもで束ねて有価物として出す
- 古着・古布は晴れた日に、きれいな状態のものだけを有価物として出す
分別に迷ったときは、ごみ分別アプリ「さんあ〜る」や船橋市クリーン推進課(047-436-2434)をご活用ください。正しい分別でリサイクルに貢献しましょう。
船橋市の資源化・リサイクルへの取り組み
船橋市は市内のごみ排出量削減と資源化率の向上を目指し、市民向けにさまざまな啓発活動やリサイクル施設の整備を行っています。
西浦資源リサイクル施設での取り組み
船橋市の西浦資源リサイクル施設(船橋市西浦1-4-2)では、不燃ごみや不燃性粗大ごみの分解・資源化を行っています。
収集された金属類は選別・圧縮されてリサイクル業者へ引き渡され、新しい金属製品として再生されます。ガラスは細かく砕いてカレット(ガラス原料)として再利用されます。
古紙・有価物回収組合の活動
船橋市の古紙・有価物の回収は、市と地域の有価物回収協同組合が連携して実施しています。
回収された古紙は製紙工場でリサイクルされ、新聞紙・段ボール・トイレットペーパーなどの原料となります。市民一人ひとりの分別の積み重ねが、資源の循環利用につながっています。
3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進
船橋市では3R(Reduce:ごみを減らす、Reuse:繰り返し使う、Recycle:資源として再利用する)の取り組みを推進しています。市民ができる具体的な3Rの実践例を紹介します。
- Reduce(リデュース):マイバッグ・マイボトルの使用、食品の買いすぎをなくす、過剰包装を断る
- Reuse(リユース):不用品をフリマアプリやジモティーで譲渡・売却する、リサイクルショップへ持ち込む
- Recycle(リサイクル):缶・ビン・ペットボトル・古紙を正しく分別して資源として出す
資源ごみ分別の具体的な判断フロー
「これはどこに出せばいい?」と迷ったときに使える判断フローを紹介します。
容器・包装類の判断
- ガラスでできているか? → YES:空きビン(ただし割れている・耐熱ガラスは不燃ごみ)
- 金属(スチール・アルミ)でできているか? → YES:空きカン・金属類
- PETマークがついているか? → YES:ペットボトル
- 紙でできているか(食品包装紙・牛乳パックなど)? → YES:古紙(汚れていなければ)
- 上記に当てはまらないプラスチック・ビニール → 可燃ごみ
紙類の判断
- きれいな紙(新聞・雑誌・段ボール・コピー用紙)? → 古紙(有価物)
- 汚れている・防水加工・感熱紙(レシート)? → 可燃ごみ
- ビニールコーティングされている? → 可燃ごみ
- 内面アルミ加工の紙パック(スープパックなど)? → 可燃ごみ
衣類・布類の判断
- きれいで着られる状態? → 古着・古布(有価物)として晴れた日に出す
- 汚れ・破れがひどい、衛生的に問題がある? → 可燃ごみ(50cm四方以内に裁断)
- 革製品(バッグ・靴など)? → 可燃ごみ
上記フローで判断に迷う場合は、ごみ分別アプリ「さんあ〜る」の品目検索機能を使うか、クリーン推進課(047-436-2434)へご相談ください。




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