【相模原市粗大ゴミ】自転車の捨て方!料金・申込手順・防犯登録抹消まで完全解説
相模原市では、自転車は粗大ごみに分類されます。
ただし、自転車は防犯登録の抹消など、粗大ごみとして出す前にいくつか確認しておくべきことがあります。
この記事では、相模原市の公式ルールにもとづいて、自転車の処分に必要な手順をすべて解説します。
目次
自転車を処分する前に確認すること
まず知っておきたいのが、相模原市の粗大ごみの定義です。相模原市では「家具や自転車、布団など比較的大きなもの」が粗大ごみに該当し、自転車はサイズにかかわらず粗大ごみに分類されます。
また、相模原市は政令指定都市であり、緑区・中央区・南区の3区で構成されています。区によって収集可能な施設が異なる場合もあるため、処分する際は自分の住んでいる区を意識して手続きを進めましょう。
さらに、自転車を処分する前に必須となる手続きが「防犯登録の抹消」です。これを行わずに捨ててしまうと、後から問い合わせが来る可能性があります。後ほど詳しく説明しますが、粗大ごみに出す前に必ず対応してください。
自転車を処分する前に必ずやること:防犯登録の抹消
自転車を処分する際、防犯登録が有効期間内(登録日から7年以内)の場合は、処分前に防犯登録の抹消手続きを行う必要があります。
手続きをしないまま廃棄すると、後から盗難車として誤認されるリスクや、行政からの問い合わせが来る可能性があります。
防犯登録抹消の手続き方法
防犯登録の抹消は、以下の場所で行うことができます。
- 自転車防犯登録を行っている自転車販売店
- 神奈川県警察の防犯登録窓口
手続きに必要なものは次のとおりです。
- 防犯登録カード(登録時に受け取った控え)
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 自転車本体(場合によっては不要)
防犯登録カードの控えを紛失している場合でも、本人確認書類があれば手続きできるケースが多いです。事前に販売店や窓口に確認しておきましょう。
電動自転車のバッテリーは取り外してから出す
電動自転車を処分する場合は、必ずバッテリーを取り外してから粗大ごみとして出してください。電動自転車のバッテリー(リチウムイオン電池)は相模原市では粗大ごみとして処分できません。
バッテリーは、自転車販売店やホームセンター、または一般社団法人JBRC(充電式電池のリサイクルを推進する団体)の回収協力店に持ち込んでリサイクルしてください。
相模原市でも令和6年(2024年)4月1日から市の施設における小型充電式電池の拠点回収が開始されており、各区の粗大ごみ受入施設などで回収対応しています。
相模原市で自転車を粗大ごみに出す2つの方法
相模原市で自転車を粗大ごみとして処分する方法は主に2つあります。それぞれの特徴と手順を詳しく見ていきましょう。
方法1:戸別収集(自宅前での回収)
戸別収集とは、自宅の前まで市が収集に来てくれるサービスです。重い自転車を運ぶ手間がなく、自宅前に出すだけで済む便利な方法です。ただし、事前の申し込みが必須で、収集シールの購入も必要です。
申込方法
戸別収集の申し込みには、以下の3つの方法があります。
- インターネット申し込み:24時間いつでも申し込み可能。相模原市粗大ごみインターネット申込みサイトから手続きを行います。1度の収集につき10点まで申し込み可能で、収集日の営業日3日前までは変更・取り消しもサイト上で対応できます。
- 電話申し込み:粗大ごみ受付事務所(042-774-9933)に電話します。受付時間は月曜日から金曜日の午前8時から午後6時(祝日・12月29日〜1月3日を除く)です。
- はがき申し込み:昼間の連絡先を明記したはがきを送付します。聴覚障害者向けのFAX(042-774-9982)も利用できます。
手数料(料金)
自転車の戸別収集手数料は1台あたり800円です。収集シールは1枚400円なので、シールを2枚購入して自転車に貼り付けて出します。電動自転車もバッテリーを取り外した状態であれば同じ800円で処分できます。
収集シールの購入場所
粗大ごみ収集シールは、市内のコンビニエンスストアやスーパーなどの取扱店で購入できます。申し込み後に収集日が決まってから購入し、収集当日の午前8時30分までに自転車に貼り付けて、自宅敷地内の建物の外(敷地の出入り口付近など、収集しやすい場所)に出してください。
収集当日の注意点
- 午前8時30分までに指定場所に出すこと
- 申し込みをしていない粗大ごみは収集されないため注意
- 収集シールの払い戻しや再発行はできないため、申し込み内容を事前によく確認すること
- 混雑時期(引っ越しシーズンなど)は収集日が1か月以上先になることもあるため、早めの申し込みを推奨
方法2:直接搬入(施設への持ち込み)
市の粗大ごみ受入施設に自分で自転車を持ち込む方法です。予約不要でいつでも利用でき、戸別収集より費用が安くなる場合があります(重さによって料金が変わるため)。車を持っている方や、早く処分したい方に向いています。
受入施設の場所と受付時間
相模原市内には3か所の粗大ごみ受入施設があります。
- 北部粗大ごみ受入施設:緑区下九沢2083-1(電話:042-775-5333)
- 南部粗大ごみ受入施設:南区麻溝台1524-1(電話:042-767-5305)
- 津久井クリーンセンター:緑区青山3385-2(電話:042-784-2711)
受付時間はいずれも月曜日から土曜日の午前9時から午後4時まで(12月31日〜1月3日を除く、祝日は受付可)です。日曜日は休業です。
直接搬入の料金
直接搬入の手数料は10kgにつき240円で計算されます(10kg未満は10kgとして算定)。自転車の重さはおよそ10〜15kg程度のため、240円〜360円程度が目安になります。軽量のものであれば戸別収集(800円)より安く処分できます。
直接搬入の手続き
施設に持ち込む際は「粗大ごみ搬入申請書」の提出が必要です。申請書は施設窓口でも入手できますが、事前に相模原市のウェブサイトからダウンロードして記入しておくとスムーズです。搬入できるのは相模原市内の家庭から出た粗大ごみに限られます。
戸別収集と直接搬入、どちらを選ぶべきか
自転車を処分する際に、戸別収集と直接搬入のどちらを選ぶかは、状況によって異なります。以下の表を参考にしてください。
| 比較項目 |
戸別収集 |
直接搬入 |
| 料金 |
800円(固定) |
10kgにつき240円(目安:240〜360円) |
| 予約 |
必要(電話・ネット・はがき) |
不要 |
| 収集日 |
指定日(1〜4週間後が多い) |
受付時間内いつでも |
| 手間 |
少ない(自宅前に出すだけ) |
施設まで運搬が必要 |
| 車の有無 |
不要 |
ほぼ必須 |
車を持っていて早く処分したい場合は直接搬入がおすすめです。運搬手段がない場合や手間を省きたい場合は戸別収集が便利です。
粗大ごみ以外の自転車の処分方法
自転車の状態によっては、粗大ごみ以外の方法で処分することも選択肢になります。費用を抑えたい場合や、まだ使える自転車を有効活用したい場合は、以下の方法を検討してみてください。
自転車販売店に引き取ってもらう
自転車専門店やホームセンターの自転車売り場では、新しい自転車を購入する際に古い自転車を引き取ってもらえることがあります。ただし有料になることが多く、引き取り条件は店舗によって異なります。事前に問い合わせて確認しましょう。
リサイクルショップ・買取業者に売る
まだ走れる状態の自転車であれば、リサイクルショップや買取業者に売ることができます。ブランド自転車(ブリヂストン、パナソニックなど)やスポーツバイク(ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなど)は特に高値がつく場合があります。
相模原市内にはトレジャーファクトリー相模原店やアップガレージサイクルズなど、自転車の買取に対応しているショップがあります。
フリマアプリ・オークションサイトで売る
メルカリ、ラクマ、ヤフオクなどのフリマアプリやオークションサイトを使って自転車を売ることもできます。購入者が直接引き取りに来る形にすれば、配送の手間も省けます。「ジモティー」を使えば地域内でのやり取りができるため、近隣の方に譲ることも可能です。
不用品回収業者に依頼する
民間業者がおすすめのケース
以下に当てはまる場合は、民間の不用品回収業者への依頼を検討するといいでしょう。
- 自転車以外にも処分したいものがたくさんある
- 引っ越しや遺品整理で急いで処分したい
- 粗大ごみの収集日まで待てない
- 高齢・体が不自由で自分で運搬できない
- 電動自転車のバッテリー処理も一緒にお願いしたい
民間の不用品回収業者は電話一本で自宅まで来てくれるため、手間がかかりません。ただし、料金は業者によって大きく異なるため、複数社から見積もりを取ることをおすすめします。また、相模原市の許可を得た業者かどうかを確認し、「無料回収」をうたって高額請求する悪質業者には注意が必要です。
相模原市で自転車を粗大ごみに出す手順まとめ
ここまでの内容を整理して、自転車を粗大ごみとして処分するまでの具体的な手順をまとめます。
戸別収集の場合(ステップ別)
- 防犯登録を抹消する:登録から7年以内の場合は、自転車販売店などで抹消手続きを行う
- 電動自転車の場合はバッテリーを取り外す:バッテリーはJBRC加盟店などでリサイクル
- 申し込みをする:インターネット(https://www.sagamiharasodai-web.jp/sagamihara/)または電話(042-774-9933)で申し込む
- 収集シールを購入する:1枚400円のシールを2枚購入(合計800円分)
- 収集当日に出す:午前8時30分までにシールを貼った自転車を自宅敷地内の出入り口付近に出す
直接搬入の場合(ステップ別)
- 防犯登録を抹消する:登録から7年以内の場合は事前に手続きを済ませる
- 電動自転車の場合はバッテリーを取り外す:バッテリーは別途リサイクル
- 搬入申請書を用意する:施設で受け取るか、市のサイトからダウンロード
- 施設に持ち込む:受付時間(月〜土・午前9時〜午後4時)内に3施設のいずれかへ持ち込む
- 料金を支払う:重さに応じて10kgにつき240円(現金払い)
よくある質問(Q&A)
Q:子ども用自転車も粗大ごみとして出せますか?
A:はい、子ども用自転車も大人用と同様に粗大ごみとして出せます。戸別収集の手数料は大きさにかかわらず800円です。直接搬入の場合は重さで計算されるため、子ども用の軽い自転車なら240円程度で処分できます。
Q:三輪車や電動キックボードも自転車と同じ扱いですか?
A:三輪車は粗大ごみとして処分できますが、電動キックボードは自転車とは異なる扱いになります。電動キックボードには原動機付自転車として登録が必要なものもあり、処分方法が異なります。詳細は相模原市にご確認ください。
Q:申し込んだあとに処分を取りやめたい場合は?
A:インターネット申し込みの場合は、収集日の営業日3日前まであればサイト上でキャンセルできます。電話申し込みの場合は、受付事務所(042-774-9933)に連絡してください。なお、購入した収集シールの払い戻しはできません。
Q:自転車販売店を通じて処分することはできますか?
A:自転車販売店では新車購入時に古い自転車の引き取りサービスを行っているところがあります。粗大ごみよりも費用がかかる場合もありますが、防犯登録の抹消まで一括してお願いできるメリットがあります。事前にお近くの販売店にご確認ください。
Q:錆だらけの自転車や壊れた自転車でも粗大ごみに出せますか?
A:はい、状態にかかわらず粗大ごみとして出すことができます。壊れていても収集・搬入の対象となります。フレームが折れているなど極端に分解されている場合でも、粗大ごみとして出してください。
Q:電動自転車のバッテリーはどこに持ち込めばいいですか?
A:電動自転車のバッテリー(リチウムイオン電池)はJBRC加盟店(電器店や自転車販売店など)で回収してもらえます。また、相模原市では令和6年4月1日から市内の各施設で小型充電式電池の拠点回収が開始されました。詳細は相模原市の公式サイトをご確認ください。
自転車の状態別・おすすめの処分方法
自転車の状態や種類によって、最適な処分方法は変わります。以下を参考にして、自分の状況に合った方法を選んでください。
まだ走れる普通の自転車の場合
まだ走れる状態であれば、リサイクルショップや買取業者に査定してもらうことをおすすめします。状態が良ければお金に変えることができます。それほど高値がつかなそうであれば、ジモティーやフリマアプリで無料または安値で譲るのも一つの方法です。
壊れている・錆びている自転車の場合
走れない状態の自転車は買取が難しいため、粗大ごみとしての処分が最も現実的です。戸別収集(800円)か直接搬入(240円〜)のどちらかを選びましょう。
ブランド自転車・スポーツバイクの場合
ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクなどのスポーツバイクや、ブリヂストン・パナソニックなどのブランド自転車は高値での買取が期待できます。まず専門の自転車買取業者に査定を依頼し、値がつかなければ粗大ごみとして処分する流れがおすすめです。
電動自転車の場合
電動自転車は普通の自転車よりも高値がつきやすく、状態が良ければリサイクルショップでも買取対象になります。ただし、バッテリーの寿命が短い場合は買取を断られることもあります。粗大ごみとして処分する場合は、バッテリーを必ず取り外してから出してください。
子ども用自転車・幼児用三輪車の場合
子ども用自転車は需要が高いため、フリマアプリやジモティーで引き取り手が見つかりやすいです。地域のリサイクルイベントや子育て支援センターなどで寄付を受け付けている場合もあります。
相模原市の粗大ごみ処分をスムーズに進めるためのポイント
自転車の粗大ごみ処分を滞りなく進めるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
引っ越しシーズンは早めに申し込む
3月〜4月の引っ越しシーズンや年末は粗大ごみの申し込みが集中し、収集日が1か月以上先になることがあります。引っ越しや大掃除に合わせて処分したい場合は、早め(2〜3か月前)に申し込むと安心です。
インターネット申し込みが便利
電話申し込みは平日の日中しか受け付けていませんが、インターネット申し込みは24時間365日対応しています。申し込みから収集日の確認、変更・取り消しまでオンラインで完結できるため、忙しい方にはインターネット申し込みがおすすめです。
複数の粗大ごみをまとめて申し込む
1回の申し込みで最大10点まで粗大ごみを同時に申し込めます。自転車と一緒に処分したいものがあれば、まとめて申し込むと効率的です。
収集シールは申し込み後に購入する
収集シールの払い戻しはできないため、必ず申し込みが完了して収集日が確定してから購入しましょう。申し込み前に購入してキャンセルになると、シールが無駄になってしまいます。
相模原市の自転車処分に関連する制度・情報
自転車の処分に関連して知っておくと便利な相模原市の制度や情報を紹介します。
放置自転車について
道路や公共の場所に放置された自転車は、相模原市によって撤去・保管されます。撤去された自転車は一定期間保管された後、処分されます。自分の自転車を放置して「粗大ごみとして処理してもらおう」とするのは違法です。正規の粗大ごみ申し込み手続きを経て処分してください。
自転車の再利用・リユース
まだ使える自転車を必要としている人に届けることは、資源の有効活用につながります。相模原市では地域のリユースを推進しており、ジモティーなどのサービスを活用した不要品の譲渡・売買が推奨されています。
事業所からの自転車は対象外
直接搬入・戸別収集ともに、処分できるのは相模原市内の家庭から出た粗大ごみに限られます。事業所(会社・店舗など)から出た自転車は対象外です。事業者の場合は、産業廃棄物として適切な方法で処分する必要があります。
この記事を書いた人
大学時代は環境科学部にて、廃棄物処理やリサイクル、環境保全について専攻し、学位を取得。
これまで4回の引越しを経験。自治体によってゴミ分別ルールが異なり、不用品の処分に悩んできた経験から、ごみ分別の羅針盤サイトの「ごみコンパス」を立ち上げ。
自治体が発行するごみ分別ガイドブックや廃棄物処理条例をベースに、スマホで10秒で理解出来るをモットーに、記事を執筆しています。
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